現代社会を生きる日本人の肩こりには4つの原因が挙げられます。
1つめは運動不足。現代、当たり前のようにパソコンやスマートフォンが普及し運動する機会が自ずと減っています。また、働き過ぎと言われる日本人だからこそ、自分で運動の時間を作ることは、なかなか難しくなってきています。
しかし、運動不足になると肩回りの筋肉が活動する機会がなくなり、常に同一姿勢でいることによって筋肉が過度に緊張状態となり、凝り固まってしまうのです。
また、パソコンやスマートフォンの普及は「姿勢不良」も引き起こします。
これが2つ目の原因です。本来であれば人の脊椎はS字カーブを描いています。それが画面を凝視することで視線や頭が落ち、それを支えるために首から肩にかけての筋肉が頑張らなければならなくなっているのです。いわゆる猫背になってしまいがちなのです。
3つ目は「冷え性」です。女性に多いと思われがちですが、冷房の効いている室内で仕事をするサラリーマンの男性にも冷え性は多いとされています。冷えは末端だけでなく、より深部の内蔵の冷えも引き起こします。特に夏場は冷たい物を飲食し内臓を冷やす機会も多くなります。血流が滞り肩回りの血流も阻害されることにより肩こりが引き起こされるのです。
最後は、「ストレス」です。精神的なストレスは自分の体を守ろうとセンサーが働き、自然と体全体に力が入ってしまうのです。そのため、筋肉が過度に緊張状態となり、凝り固まってしまうのです。
肩こりを引き起こすような内臓疾患には、以下のようなものがあります。
心臓病
狭心症や心筋梗塞では、肩付近に痛みやだるさを感じることがあります。特に左側の肩や背中、胸付近に痛みが見られます。心筋梗塞が発症する前には多くの場合で狭心症の発作が起こります。肩こり以外に、背中全体の痛み、強い胸焼け、胸の締め付けなどがあり、このような症状が日常起こる場合、注意が必要です。
肝臓障害
肝炎などの肝臓障害があると、肝臓の上の横隔膜が刺激され、肩の動きに影響が出ます。右の首部分から肩の後ろにかけての痛みも見られます。
胃腸障害
下痢や便秘など胃に不調があるときも、肩こりや肩甲骨の間の痛みが見られることがあります。
肺の病気
肺結核や肺膜炎になると、咳やだるさ、微熱などの症状が起こりますが、初期症状として肩や背中にこり、だるさが出ることがあります。肩こりの多くは姿勢の悪さやストレスからの血行不良によるものですが、中にはこういった内臓疾患にともなって現れるものもあります。
つらい肩こりには千代田区・神保町・御茶ノ水にある、神保町鍼灸整骨院にお越しください。
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